開発者インタビュー

SAKURA craft_labシリーズとの接し方
- マーケティング部
広報 - 大塚 さゆり

SAKURA craft_labを通して伝えたいこと
“かいていてワクワクする”、“もっていてドキドキする”、子どものころの無邪気な気持ちを思い起こさせ、いつまでもペンを走らせていたくなる、そんな大人の筆記具をつくりたいと考えて生まれたのがSAKURA
craft_labです。私は、そんな商品の作り手の熱い想いをお伝えする立場にあります。
SAKURA
craft_labのように日常生活で“少し気分を上げてくれる存在”はとても大事だなと思いますし、私たちが忘れがちな“ワクワク”“ドキドキ”といった気持ちをビジネスのシーンで感じることができれば、見えてくる世界や生まれてくるものも変わってくるのかもしれません。SAKURA
craft_labを使う方々には、ぜひそんな特別な体験をしていただきたいなと思っています。
唯一無二の存在として大事に育てて欲しい
SAKURA
craft_labは、真鍮などの経年変化を楽しめる素材を採用しているため、使い始めたその日から日々、移り変わっていく過程を楽しみつつ、お使いいただけます。
実用的な事務用品としてではなく、SAKURA
craft_labからインスピレーションを受けて生まれる言葉やイラストを想いのままに綴っていただき、唯一無二の存在として大事に育てて欲しいです。そうして使っていただくことで、毎日の生活や使う方自身の人生に彩りを与えてくれる一本となるはずです。

筆記具でもサクラブランドを確立していきたい
SAKURA
craft_labには、サクラクレパスが創業から100年という長い歴史で培ってきたブランド力、例えばサクラのマークを商品そのものにデザインしていたり、クーピーをイメージした色展開やモチーフ、またサクラクレパスが世界で初めて開発したゲルインキを採用しているなど、サクラクレパスならではの魅力がふんだんに詰まっています。
そして、その代表格ともなったであろう「001」が、文房具屋さん大賞2018で“大賞”をいただいたことは、サクラの筆記具ブランド確立への後押しとなったのではと感じています。有難いことにその後のシリーズも続いて名誉ある賞をいただきました。そう考えれば、私たちプロジェクトメンバーが当初より思い描いていた“描画材料だけでなく、筆記具においてもサクラというブランドをしっかり確立していきたい”という願いは、(まだまだ道半ばではありますが)順調に進むべき道を歩んでいるのではないかと思います。
わたしのオススメ

「001」は、上質でアナログ感漂う大人の雰囲気に魅力を感じます。特にスモークガラス調のアクリルと中の真鍮に光を当てて透かしてみたときの、2つの素材が交わった深い色合いがキレイです。
また「005」は、頭冠から中央部に向かって繋がる流線型の彫りが魅力的です。その流れるような線は一見凛々しくも見えますが、彫りが頭冠から徐々に薄くなって消えていく様は、どことなく桜が散るときの儚さともつながり、個人的に好きなポイントです。