開発者インタビュー

人生のパートナーになるようなペンを目指して
- マーケティング部
商品企画課長 - 廣瀬 泰治

SAKURA craft_labのこだわりと誇り
商品ごとの方向性やデザイン、インキ色、品質などについて、様々な可能性を考え妥協せずに徹底的に検討・追求しています。
チームで仕事をすれば当然のように意見がぶつかり出口が見えないときもありますが、そこでお互いに妥協し合ってしまうと角の取れた最大公約数的な商品しか生まれてきません。そのような商品は明らかにSAKURA
craft_labシリーズではなくなってしまうので、そうならないように最善の着地点を見出すことがSAKURA
craft_labのものづくりにおけるこだわりであり、苦労とも言える点です。
SAKURA
craft_labシリーズのペンは、サクラクレパスのブランドイメージを活かした、どこか懐かしく、それでいて斬新で、思わず手に取りたくなうような情緒的価値がこもったところが他のペンには負けないと誇れるところです。
「子どもの頃に慣れ親しんだ、懐かしさを感じるブランド」というものはそうそうあるものではないので、その点を最大限に活用したペン作りは専業メーカーには難しいのではないかな、と思っています。

人生を豊かにするパートナーに
お気に入りのアクセサリーや時計、バッグのように、人生を共に過ごすパートナーのように接していただければありがたいです。
革製品を磨くようにペンを磨いて愛でる。SAKURA
craft_labをきっかけに、そんな日常が世の中に広がっていったら嬉しいです。
そして、“かく”ことで想いを視覚化し、頭や気持ちを整理して、SAKURA
craft_labを手にする方の人生が少しでも豊かなものになれば、商品企画マン冥利に尽きるというものです。
筆記具でもサクラというブランドを確立していきたい
SAKURA
craft_labはデビューしてまだ3年(2021年2月時点)。まだまだこれからの商品であり、引き続き書く人々にワクワクしていただけるような筆記具を創り続けていきたいと思っています。
私も五十路になりましたが、小さく丸く収まってしまわぬよう自分自身に刺激を与えつつ、「新しい懐かしい、をつくる。」という基本コンセプトを忘れずに、ユーザーの心に刺さる新しい“情緒的価値”を見いだし、具現化することを追い求めていきたいと思います!
わたしのオススメ

「001」の5種類のインキ色や「003」の塊感、「005」の外観デザイン等々、上げだすときりがないです。
どの商品にもそれぞれ特徴があり気に入っていますが、「003」のペンとは思えないサイズ感や重さのインパクトはかなり好きですね。