Story
“SAKURA craft_lab”のはじまり
これまで私たちは、筆記具にはサクラクレパスの名前を全面的に打ち出さず、商品ごとのブランディングを続けてきました。
「描画材料のブランド」「子ども向けの商品ブランド」というイメージが筆記具としてはプラスに働かないと考えていたからです。
しかし、商品化に向けた調査で、「サクラクレパス」のもつ「親しみやすい」「色鮮やか」「懐かしい」というイメージは、プラスに働くことがわかりました。
私たちは、もう一度、自分たちの原点に立ち返り、サクラクレパスらしい筆記具を生み出そうと考えました。
かいていてワクワクする文筆記具をつくる。
そのための筆記具開発チームが、「SAKURA craft_lab」です。
SAKURA craft_labの新しい懐かしい
懐かしいのに、新しい
SAKURA
craft_labのペンには、思わず手を伸ばしてみたくなる魅力があります。
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頭冠部分はアンティークカメラのダイヤルをモチーフに作られています。
懐かしさを感じさせるだけでなく、頭冠を回すことでペン先が出る「新しさ」を加えています。
ボディのアクリル部分は「スモークガラス」のような手触りを再現。
繊細なブラスト加工を施すだけでなく、表面にグリセリンとワセリンを調合し、「かく」人との一体感を重視しました。 -
シルエットは子供の頃に触れた「懐かしい」クーピーそのもの。
形だけではなく、手触りはペンでありながらも、クーピーのような心地よいざらつきとほのかな柔らかさを再現しました。
頭冠部分は押すのではなく回すことでペン先が出る「新しい」遊びゴコロも加えています。
- 頭冠部分は001同様アンティークカメラのダイヤルをモチーフに作られています。 ペンの常識を打ち破る太さと短さ、クリップのないデザインは、直接ポケットやバッグに入れて持ち運べ、かきたいから「かく」をよりスムーズにします。
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004が目指したのは、多機能でありながら、シンプルを追求したフォルムです。
アンティークカメラのような懐かしい触感の頭冠とボディ中央のローレット。手触りの良い中央のローレットを回すと2色のゲルインキボールペンとシャープペンシルに切り替わります。
常に手元に持ち使い続けたくなる一本に仕上げています。 -
005の特徴は今までのシリーズにはない流線型のフォルムと彫刻的なラインです。
ペンを握ると心地よくフィットする丸みを帯びたボディにこだわっています。
有機的なラインをペンの天面までたどると咲いているサクラマーク。書くたびに楽しさを感じられるようにしました。
SAKURA craft_labは、「懐かしい」と「新しい」の絶妙なバランスで、「かく」人の感性に深く届くものづくりを行います。
サクラブランドならではの色へのこだわり
SAKURA craft_labのペンはサクラクレパスの色の魅力を最大限に引き出しています。
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インキはブラックに加え、ブルーブラック、ブラウンブラック、ボルドーブラック、グリーンブラックの5色の黒をつくりました。
ビジネスシーンでも使える5色の黒は、「かく」に個性を生み出してくれます。 -
10色のボディカラーはアクリルと真鍮の2つの素材により、みずみずしい色合いを表現しました。
ボディ部分に光を当てると、アクリル部分が透け、違った美しい表情をみせます。
好みの色を探す、気分に合わせて色を変えてみるなど、このペンの楽しみ方は10人10色です。 -
ペンのボディ全体がすべて同じ金属。
鏡面部分とブラスト部分に分けることで、同じ金属でも違う味わいの色をつくりあげました。
使い込むほどに味を増していく真鍮ボディは自分だけの1本の色へと進化します。 -
ボディの上部はカラーアルマイトにヘアライン加工を施し、下部は真鍮と、銅やニッケル合金の「洋白」を上部の色に合わせて素材を変えています。
インキの色にもこだわり、ブルーブラックとクリムゾンレッドのレフィル(別売)に付け替えることができます。
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華やかさや落ち着きを感じさせる8色のカラーバリエーション。
性別や年齢、使うシーンを問わず自分らしい色を選んで「かく」を演出できます。
天面のサクラマークの彫りにしっかりハマるシルバーとコッパーのクリップは、ペンに新しいアクセントを加えて進化させます。
「coloring the future」を掲げる私たちだからこそ、ビジネスでも使用できる大人の色を生み出しました。
「かく」楽しさを何度でも。
かいていてワクワクする筆記具をつくろう。
「かく」ことの本質を追求しよう。
サクラクレパスの原点に立ち返ろう。
こうして生まれた「SAKURA craft_lab」のペン。
目まぐるしく変わる毎日の中で、自分の一番身近にあるものには、落ち着きとやすらぎを求めたい。
流行やブランドではなく、自分にあったものを大切にしたい。
そんな方に使ってもらいたいと考えています。
子どもの頃の純粋な「かく」気持ちを、大人になった今へと繋げていただけますように。